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十分な透析?

トップページの「効果を知る」で説明しているのですが,HDP(Hemo-Dialysis Product)と言う指標で「十分な透析」を模索してみました。

以下,効果からの抜粋です。


因みに,正常な腎機能で有れば24時間毎日透析していることになりますから 24時間透析を毎日行っている腎臓   → HDP = 24x7x7 = 1176 と,正に桁違いの数値になってしまいます。やはり自然には勝てません。

このことから,HDPが70を越えるというとは,

70/1176 = 0.06 i.e. 6%以上

と言うことになります。この数字は第4期の腎不全(末期腎不全)の腎機能:10%以下よりも少ない数字ですので,透析導入を考慮している時期の腎不全患者状態と言うことに。 つまり透析をしなくても大丈夫なギリギリの時期を維持できる程度と言うことで,これでもまだまだ「十分な透析」とは呼べないのかも知れません。理想的には10%以上の第3期腎不全程度にまで戻したいところです。そうするためには

1176×0.1 = 118 i.e. HDP = 2.5x7x7 = 122

程度の透析をすればいいことになりますので,毎日2.5時間の頻回透析が目標と言うことになります。


ま,これは理想的な数値としても,せめて HDP = 100 以上を目指したいものです。と言うことは,生活のリズムと合わせて考えると就寝時透析が浮上してきます。

7×4×4 = 112,6.5×4×4 = 104

これなら週4回透析で達成できます。