薬剤
ヘパリン
ウロン酸とグルコサミンの反復単位で構成される酸性ムコ多糖類
ブタ腸粘膜などから製造され,分子量:約3,000-35,000と広範囲にわたって存在する
1)
分子量:50,00程度を分画した
低分子ヘパリン
に対して,未分画ヘパリンとして区別される
それ自体に抗凝固作用はない
生理的凝固阻止因子のアンチトロンビンによるトロンビン,Xaなどの不活性化作用を促進する
1)
ウシ肺からも製造されていた時期があるが,BSEの影響から現在は製造されていない