専門用語
エンドトキシン
endotoxin
グラム陰性菌の細胞壁の外膜を構成する物質である
細菌が死んだ時や機械的に破壊されたときなどに遊離される
リポ多糖
の臨床医学的な呼称
生きている細菌が産生し【外部】に分泌する毒素が【外毒素】であるのに対し,細菌が死んだ後に菌体の細胞壁が壊れて【内部】に存在する細胞膜の構造が毒素として作用するところから【
内毒素
】と呼ばれている
1892年 Pfeiffer がコレラ菌(1883年にKochによって発見された)の耐熱性毒素について菌体に由来するものとして命名したのがはじめといわれている
直リンクは避けるが,ISO 23500-1:2019 の 3.20,21,22 で詳しく定義されている.