こんな風に書くと「エポ包括の弊害,HHDにも!」となりそうですが,ご安心を。
ヘマトクリット値が41%を超えてしまったので,休止して様子を見ましょうと言うことに。HHDを初めて約1年近くになり,とうとう・・・です。
実は私,前施設でフェジン静注のペースが速過ぎた(と今でも思っている)為に,ちょっとしたショックを起こし,以後「フェジン禁」となっています。
ですから,エポだけがヘマト維持のよりどころだったのですが,当然,血漿フェリチン濃度(ng/ml)が下がる一方で,一時は一桁台に落ちていました。
ただ幸運にも,エポに対する反応は良好で,週3000単位ペースでヘマトは30%前後を維持していました。・・・これで十分と思っていたんですが・・・
HHDを開始してまもなく,鉄剤(フェロミア錠:50mg)の服用を開始しました。やや通じを悪化させる傾向が有るようですが,そこは
で,障害無く順調な通じを続けられています。
鉄剤のおかげで,以後順調に血漿フェリチン値は上昇を始め,今では60ng/ml程度にまで回復しています。
ところがそれ以上にエポの効果が大きく出始めたようです。
週3000単位分を2回に分けて静注していたのを,HHDでエポ静注はまかりならんとのお上のお達しが有ったとかで,2週に1回の3000単位皮下注に変更になりましたが,それでも十分効果はあったようで,ヘマトは33,35,38と徐々に上昇しだし,とうとう40%越えを達成したと言うことです。
これは,HHDの大きな効果だと思いますねぇ・・・
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