一人でも返血作業が出来る?

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先ほど,一人で返血作業をされている方の記事を読んできたのですが,なるほどと感じたのが二点。

  1. 止血バンドで抑えて抜針する
  2. 脱血側,返血側ともに返血してから抜針する

1.はHOSOIさんの「回収作業について」に目からウロコ的な手技が紹介されていますが,桜さんは「自己返血と手技」で書かれているように,止血バンドを締めたり緩めたりという方法を取られているようです。どちらも「考えたなぁ」という方法で,ぜひ試してみたいですね。

で,もっともなるほどと納得したのは「脱・返血側ともに返血後に抜針する」という点です。

実はこの返血方法は,「透析医療事故防止のための標準的透析操作マニュアル」で標準とされる方法なのですが,なぜか通常は「脱血側をクランプして抜針」「クランプを外して生食ライン迄エアーが進めば生食ラインに切り替える」「返血側に十分返血後,返血側を抜針」という手順になっています。

両方とも返決した後の抜針なら,いざという時に流血騒ぎとはならなくて済みますから納得したのですが,ただ一点,「クロットの流入」という危険が伴うように思うのですが・・・

生食ラインと回路が丁字に交わる生食側に「クロット」が残っているはずですので,これが生食を脱血側に送る際に,生体へ流入するのではと心配するのです。

コメント

  1. zero より:

    ひでぼん(さん?),こちらでははじめまして。貴重な情報を有り難うございます。松江腎クリニックの掲示板では,よくお目にかかっております。奥様にもよろしく。 :p
    で,ひでぼんさんも一人で返血されているのですか。う?ん,皆さん積極的ですねぇ。私が余りにも他力本願だと知らされます。
    実際の手技ですが,殆ど同じ様ですがポンプは止めたり動かしたりしていますねぇ。こんな感じです。
    流量を下げる,A側クランプ,ピローが凹む,ポンプ停止,A側抜針と同時に止血,A側クランプ開,A側先端を蓋する(チャンバー液面ライン端等),生食ライン開,ポンプ始動,流量100ml/min,生食400ml分を流すとほぼ回路内が淡いピンクに,ポンプ停止,V側クランプ,V側抜針と同時に止血,V側先端を蓋する(チャンバー液面ライン端等)・・・10分後にインジェクションパッドの様なモノに貼り替え

    この辺,皆さんの手技を一度まとめて対比して見ようともいます。「・・・を知る」の方で。

  2. ひでぼん より:

    はじめまして。私の場合回収は一人でしてますが、生食ラインを
    開けるのとA側をクランプしたら後は勝手に、コンソールが
    回収してくれます。あとは、V側に返っている間にA側から
    針を抜いて止血ベルトの上から1?2分手で押さえてます。
    V側の方は回収が終わったら、バンドして針を抜いたら
    終わりです。回収のときにガーゼや絆創膏を貼るのは
    邪魔くさいので穿刺した後、すぐに絆創膏を貼ります。

    うちの場合、RO装置のフィルターの交換は水道水側は
    1ヶ月に1回で、もう一つの方は2ヶ月に1回です。
    コンソール側は半年に1回です。

    これからも、よろしくです。

  3. zero より:

    そりゃそうですよね。・・・おバカな質問でした。 :)
    RO装置のフィルター交換ですかぁ・・・う?ん・・・いつも留守中に技士の方が来られて済ませられるので,記憶になかったなぁ・・・
    当初聞いた話では,圧損(入りと出の差圧)を見て判断していますとのことでしたが,数値を失念。
    また,色が付き出せば直ぐに交換するとも。
    何れにしろ,検査は月1回です。

  4. てつ より:

    もちろんですよっ(^^ちゃんと
    A側鉗子してこわぐらを飛ばしてからA側へ流しております

    RO装置(日本ウォーター社)を使用していますが、フィルターの交換は
    どのくらいで交換していますか? 残留塩素の検査は1週間に1回も必要なのか疑問です。

     

  5. zero より:

    なるほど。てつさんも実際に,お一人で返血されているのですか。

    ところで,最初の「A側へ生食を流す」直前に,補液ラインからポンプ側に「気泡とクロット(凝血塊)」をチャンバーまで流して居られますか?

    ちょっと心配になっています。 http://www.touseki-ikai.or.jp/htm/07_manual/doc/jikoboshiman.pdf の10ページ目にある返血方法が根拠ですが。

    それにしても,私の場合はすっかり介助者に頼り切っています。反省。

  6. てつ より:

    こんにちは
    私も自己返血を実施しています
    A側へ生食をながす
        ↓
    通常通りV側へ生食を流す
        ↓
    バックル式駆血帯を止血帯かわりに使用し
    A、Vの順に抜針