早くも :p Web 公開された2007年末の「わが国の慢性透析療法の現況」によると,透析患者数に対するHHD移行率で滋賀県が1位に!(過去に遡っては確かめていません :p )
越境のケースなどはどのように集計されているのか判りませんが,透析患者数の割にはHHD移行患者数が多いと言う点では,概ね間違いはないでしょう。
私がお世話になっている施設だけで早くも10名になりましたから,他の施設と連携していければ,もっともっと増えると思います。患者会が必要なほどです。
ただ,他の施設の情報や,他府県の情報でもHHD患者はいるのに受入施設は探し切れていません。情報不足です。
コメント
> 全うな施設透析もHHDも自由に選択できる事が理想ですね。
是非,そう願います。そうであって欲しい。
その為にも,スタッフに対する手当がもっと必要では?と思う今日この頃。
今はどちらかというと「現役バリバリ」を対象とした治療法のようですが,何れは在宅看護・支援に当然の如く組み込まれて行くべきではないかな?と思ったりしています。となると,介助者に一定の責任を負担していただくことになりますが・・・
安全重視・・・う?ん,血液流量は未だ200ml/minに下がったままです。
今はむしろ「回数で稼ぐ」方向に
HHDを渇望する声が高い所は満足なHD施設が少ない所、となると本末転倒ですよね。
全うな施設透析もHHDも自由に選択できる事が理想ですね。
勿論、総透析時間が同程度なら回数を増やしたHHDが有利ですし、総透析時間を増やさなければHHDのメリットは出ませんね。
そういう意味では、施設透析が4時間、血流200ml/min程度の頚木から解放されなければ、そのことが全うなHHDの実現も阻むのではないのかと心配しています。
HHDだからと安全を重視しすぎて血流を下げるとか透析時間を減らすとかであれば本末転倒。施設透析と同じ程度の透析量に甘んじていては意味が半減ですよね。
「在宅血液透析を知る」の方で,受入施設欄にHHD移行率の全国順位を付けていましたが,この様な順位付けをすることは,ややもすると「競争を煽る」行為とも受け取れますので,不謹慎と考え削除しました。
なにもHHDが最善最良の透析治療ではありませんしね。
かく言う私も,最初の施設でHDFに移行できて,本人が満足する程度の高透析量をクリアしていただいていれば,HHDには移行しなかったと思いますし。
施設透析でしかできない透析治療は,今後もズ?ッと必要だと思います。