archive:old-blog:20061016
HHDで4ヶ月が過ぎました
去る6月17日(土)からスタートしたHHDですが,なんとか4ヶ月が過ぎたようです.アッと言う間ですね.・・・1年の1/3ですもんねぇ・・・
で何が変わったのか?それが「在宅血液透析を知る」のテーマでしたね. ^^;
先ず,プラスに働いた面では・・・
- 血圧が下がった
- 収縮期の血圧が160~180Hg程度だったのが,120~140Hg程度に下がりました.透析中は更に10~20mmHg程下がりますが,至って快調です.
- 投薬量が減った
- 血圧の低下とともに降圧剤が減りました.当初,ノルバスク,ミカルディス,アーチストの3種類を朝・夕服用していたのですが,今では朝のアーチスト,ディオパンと夜のアーチストのみです.
- クレアチニンが激減した
- 当初は15mg/dl程度だったのが,最近は10mg/dl程度.
- 透析前BUN値が上がらない
- 60mg/dl前後だったのが,今では十二分な食事を摂取しているにもかかわらず,45mg/dl前後で落ち着いている.
- 下肢の浮腫が全く無くなった
- 週初めだけでなく週間にも浮腫んでいた下肢が,今は全く浮腫まない.
- 汗をかきやすくなった
- 直ぐに汗をかくようになり,健常者と変わらなくなった.
ではマイナス面は・・・
- KT/Veが1.2以下,BUN除去率が65%以下
- 前値が少ないから,後値が下がりきらずどうしても除去率が低くなっている.・・・ただ,前値が上がらないと言うことは,細胞からの除去も進んでいると解釈できる.
- アレジオンの効果が早く消える
- 先天的なアレルギー性掻痒感を抑えるために服用しているアレジオンだが,当初は週末に1錠×2回で十分だったが,今では週間に1錠よけいに服用しなければならなくなった.・・・これも,薬効が抜けるためだと思われる.
まぁ,マイナス面は無理に挙げてみたものの,むしろHHD効果とも受け取れる内容で,今のところ「全て良し」と言った状況ですね.
あ!一つだけ,未解決の問題が・・・透析翌日の「脱力感」,「立ち眩み」です.ただ,これはDW増加とともにやや改善していますので,憩室炎による入院時期のDW減から急激に「肥えた」事の弊害のようで,まもなく元に戻ると思います.
archive/old-blog/20061016.txt · 最終更新: 2023/04/26 16:54 by K.Y.