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report:priming-operation

レポート

プライミング作業

以下は,各施設により異なる場合がありますので,
あくまで一例として参考程度にとどめておいてください.

ダイアライザー,回路の設置・接続

  • 指定のダイアライザーで有ること1)を確認して,透析装置に設置します.
  • 血液回路を透析装置に設置し,静脈圧ライン,生食ラインとの接続2)を行います.
  • ダイアライザー静脈側を上にして蓋を外し,回路(通常[青色])を接続します.
  • 生食ラインの鉗子を外して動脈側回路の採血側から廃液ポッドへ流し,流れ出たら回路に鉗子を掛けます.

プライミング

  • ポンプを100ml/min程度で駆動させて,動脈側回路に生食を充填します.
  • ダイアライザー動脈側を上にして蓋を外し,回路(通常[赤色])を空気だまりを排除3)して接続します.
  • 800〜2500ml4)程度の生食で回路内を生食で充填するプライミングを行います.
  • プライミング終了後,更に100ml程度の生食を流しながら,コネクター等の接続部に残ったエアーを下流5)に流しておきます.
  • 回路の絡みや折れ等がないか,機械廻りのチェック等を行います.
1)
ウェットタイプなら液漏れの無いことも確認して下さい
2)
回路側に流れないようにクレンメを閉じたり,鉗子を掛けておく
3)
静脈チャンバーの入口以外に鉗子を掛け,チャンバーを絞り込むと良い
4)
透析中,後に強度の痒みが現れる等の異常を感じる場合は増量
5)
チャンバーに流れれば大丈夫なので,静脈側チャンバーより後を重点的に
report/priming-operation.txt · 最終更新: 2023/04/20 14:05 by K.Y.