HHDの壁

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毎度のことながら久しぶりにここに書きます。皆さんお元気でお過ごしでしょうか?

私の方はおかげさまで,順調に体重増加,お腹ポッコリ,食用旺盛・・・こんなはずじゃァ・・・と,嬉しい悲鳴を上げております。

ところで・・・今回の本題。HHDの壁は何か? 壁,つまり二の足を踏む要因!

HHDの最大の課題は「介助者の有無」だと思います。これが壁になっている。

夫婦,親子,兄弟・・・同じ屋根の下で暮らす同居者が健在であって,同意がなければHHDは始まらないのです。
(一人ですべてをこなしておられる方も居られますが,例外というか内緒というか・・・)

だから,大っぴらに「HHDに移行したら?」と言えない事情もあったりするんです。
(HHDをやらしてもらって,すみません・・・なんてね)

近くの医療機関で看護師レベルの方のサポートを行なって頂ければ,あるいは血液透析に関するスキルを持った介護士の方を養成いただくか・・・敷居は高いです。

現役を退かれた看護師の方に介助者を頼めるといいのになぁ・・・とも思いますが,まぁ,人間的トラブルも起こりかねないので難しいでしょうね。

指導・導入は個々の小規模施設で行うにしても,HHD移行患者が増えるに従い,スタッフの負担が一気に増加してしまいます。

トータルケアが行える中・大規模施設がバックアップすると言う形態がいいのでは?と思う今日このごろ。

この勢いで透析患者が増え続けると,近隣の施設全体でサポートするサテライト型HHDっていう形態も考える必要があるのでは?

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