Home hemodialysys によると,1964年に始まったHHDは順調に増加傾向にあったそうですが,’70年代後半から’80年代前半に掛けて,急激な低下を辿ったらしいですね。
で,ちょうどこの時もてはやされたのがCAPD(連続携行式腹膜透析)だったこともあって,HHD普及低下の要因の一つにCAPDが挙げられています。今でも,CAPDは一長一短が有るようで,排尿が十分ある間の初期の段階で有ればCAPDは有用だが,離脱(HDへの移行)のタイミングが遅れると,いろいろトラブルの元になりかねないらしいです。
私も,HD導入時に主治医よりどちらにするか「一週間で決めておけ」と言われましたが,衛生面での自己管理に自身が持てなかったこと,テープかぶれが酷いこと等の理由でHDを選択しました。・・・つまり,CAPDからの離脱の説明は一切ありませんでしたので,直感だけの判断です。・・・いい加減ですねぇ・・・私だけでなく医療側も・・・
コメント
kusakariさんや山羊さんからの投稿を見るまでは,私も「最初はPDで引っ張って,いよいよ腹膜がダメになればHDに移行するのがベター」だと思っていました。
自分は「(衛生的な意味で)自己管理ができない」との思いと,どうせ後々HDに移行するぐらいなら,HDでいいか・・・と言う程度の思いでした。医療スタッフもその程度のアドバイスしかしてくれません。
世界の透析事情(http://www.kidneycommunity.com/internet/fmc/fmcap/jp/kidneycommunity.nsf/Content/A.1.9.2)を見る限り,メキシコはいったいどうなっているんだろうと訝ります。
PDで大丈夫だよって言っているDrたちがやっているHDは 非常にプア、 つまり、透析量が少ない事が多い。
で、少ない透析量のHDでは制限だらけなので、 カリウムだけでも制限しなくて済む事の多いPDの方が有利に思えちゃうのですね。
to-sekiさんは,担当医の方とも上手く行っているようで何よりですね。
そう言う話し合いが常に持てるというのは,当たり前とは言え,羨ましい限りです。患者にとって,「長く,楽に生きたい」と思う気持ちは当たり前なのに・・・
今から、色々準備やお勉強した方が良いのかと思い
先生に話した所、まだPD1年目なので早いと言われちゃいました☆
取り敢えず、排液検査で異常が無い限り、そんなにあわてて
考えなくてもいいらしいです
後5年位してから考えようという事になりました♪
to-sekiさんは,順調にPD治療を続けられているんですね。
PDは腹膜に負担を掛けますので,PDを長く続けるには腹膜を休ませる事も必要と言う事で,PD+HD治療を「初期の段階」から奨められる施設が多くなっているようです。
PDを「無理に続けた」ばかりに,PDでは抜けきらない毒素が負担になって,十分なHDを行えないと言うケースも聞きます。
そんな状態になれば,HHDどころではありませんので,よく先生と相談なされて「早めの切り替え」を計画された方がよさそうですよ。
kusakari先生,こんばんは。
貴クリニック掲示板でも触れられているように,PDの限界を知って上手く利用すべきでしょうね。腹膜硬化症も怖いですが,それより「PDはHDより低効率透析である」事を知る(知らせる)べきで,まして今の「標準」と言われている「週3回,4時間,200ml/min」のHDでは,腎機能の10%も補えていないのですから・・・
こう言った事を「正直に」患者へ開示して貰わないと,普通には患者側は他に知るすべが無いのですがねぇ・・・
この辺りの説明文章が,山羊さんのところで詳しかったのですが,やはり閉鎖は残念です。
他の先生(病院)の事は良く分かりませんが、
私は腹膜透析にして良かったと思ってます
腹膜が駄目になったらHHDにしたいと、
今から言ってますが、その事にも
主治医は協力的ですし(賛成してくれてます)
こういう先生って逆に珍しいのかな?
PD中止の基準がないとか、いつかはHDへ移行する話を患者にしていないとか、そういう施設多いですよ。